施工事例(テレビアンテナ工事 - 埼玉県さいたま市緑区)
テレビアンテナ工事(2022/7/30 埼玉県さいたま市緑区)
工事代金 | 43,000円(税込 47,300円) |
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工事代金明細
項目 | 備考 | 数量 | 金額(税別) |
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地デジアンテナ工事 | マスプロ電工 U2CN(BB) | 1 | ¥25,000 |
地デジブースター | マスプロ電工 UB45SS | 1 | ¥15,000 |
点検口内作業 | 浴室天井点検口 | 1 | ¥3,000 |
さいたま市緑区にて桧家住宅の新築物件に地デジアンテナ工事を行いました。ルーフバルコニーにアンテナ線が出してあり、非常に工事がやりやすい案件でした。アンテナ本体はルーフバルコニーの階段室から立ち上げているため、近隣の屋根の上のアンテナよりも高い位置に設置できており、電波も良好でした。
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地デジアンテナ(ユニコーン)設置完了写真
道路からアンテナも見えるのですが、目立たずにすっきりと設置できました。
日の当たっている側面への設置も検討しましたが、やはりこの形が一番よかったと思います。 -
アンテナ設置前
アンテナ設置後の写真と比べてもそれほど大きく変わった感じがないぐらいですね。
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アンテナ用金具(サイドベース)の設置
ルーフバルコニーだったので、梯子を使わずに脚立だけで作業ができました。電波調査の結果、アンテナは階段室の上に設置することになったため、突き出し金具(サイドベース)を高い位置に設置しました。
電波調査には1.DXアンテナのフラットタイプデザインアンテナUAH201、2.サン電子の小型デザインアンテナSDA-5-1、3.マスプロ電工のユニコーンアンテナU2CNを使用しました。
おそらく多くの方の予想に反して、3,2,1の順番に電波は良好でした。小型アンテナかユニコーンか、最終的にはデザインで選んでいただいています。
工事料金がユニコーンの場合3000円アップになるのですが、家の外観の一部になることと今回ご希望されたテレ玉の受信状況などを考えてのご判断です。
サイドベース自体も通常在庫(車載在庫)として9~10種類程度あるのですが、今回はスタンダードタイプで設置しています。
将来的にBSを追加した場合やユニコーン自体の高さを変える可能性(電波状況変化への対応)など諸々考えてこちらにしています。 -
桧家住宅のアンテナ用分配器とブースター用電源の場所
ユニットバスの天井には点検口があり、多くの場合このように分配器とブースター用の電源が設置されています。
ハウスメーカーによってはマルチメディアボックスにおさまっている場合もあります。 -
ブースターの設置
写真真ん中にあるのがブースター本体、右がブースター電源です。このブースター本体は防雨仕様になっているため屋外に設置することができます。昔は分配器が設置されていないことも多く、数珠つなぎのように各アンテナ端子がつながっていたときはブースター本体はアンテナの足元に設置することが常識でした。
地デジだけ設置している場合で電波が弱すぎる場合を除き、ブースター本体はメンテナンスのしやすい屋内に設置した方がいいと思います。 -
ユニコーンアンテナの方向調整
ユニコーンアンテナにマストを固定し、テスト用のアンテナ線を接続して細かい方向調整を行います。
スカイツリーにまっすぐ向けるとテレ玉がほとんど受信できませんでしたが、少し角度を調整することで、スカイツリーの電波はほとんどそのままにテレ玉の電波を十分に受信することができました。
ユニコーンの場合は特に方向をどこに向けていても違和感がないのもメリットですね。 -
アンテナ線の固定
今回は引き込み線(家屋から引き出されている既存のアンテナ線)がユニコーンまで届く十分な長さがあったため、途中にジョイントを作らないように直接接続しました。
そのため、仮接続したアンテナ線で方向調整を行い、その後アンテナ線をきれいに配線しています。
縦方向の配線はサイディングの目地(コーキング)に添わせるときれいになりますが、ビス穴がサイディングの端になると割れやすくなります。コーススレッドなどは下穴不要のビスと言われますが、可能な限りどんなビスを使う場合でも下穴をあけてからビス固定をするのがお勧めです。
事前に下穴をあけることでサイディングが割れにくくなり、防水用の変成シリコーンがきれいに隙間に入ります。特に下穴をあけずに変成シリコーンを塗り付けていると、切りくずがシリコーンを汚してしまいます。
またアンテナ線をステンレスのサドルとビスで固定することで、錆が出にくく、経年変化に強い固定ができます。 -
ビス穴の防水
ビスを打った場所の防水方法はいくつもありますが、太陽光パネルを設置した際の屋根防水なども、下穴自体に防水することが重要です。とくに外壁は凹凸が多く、後からシリコーンを塗り付けても隙間ができやすくなります。
塗布量が多すぎて多くはみ出してしまった場合は固まる前にぬぐえばきれいに仕上がります。 -
ユニコーンアンテナ(ブラックブロンズ)
今回は数あるアンテナの種類と色の組み合わせの中から、ユニコーンアンテナのブラックブロンズをお選びいただきました。
壁の色は薄めですが、エクステリア全体で言うと白はほとんど使われておらず、こげ茶や茶色が多く使われていました。
ユニコーンは白かこげ茶の2色で黒はないのですが、このブラックブロンズという色は上品でかっこよく仕上がりますね。 -
アンテナ配線の余りなど
アンテナ配線をジョイントする場合などは、わっか状にアンテナ線を残すことはあまりありませんが、今回は壁面のアンテナ線をきれいに配線することと、将来ジョイントなしでアンテナをさらに少し高く上げたり、BSアンテナを追加しやすいように一回ループさせました。