施工事例(スターリンク設置工事 - 山口県下松市)
スターリンク設置工事(2025/4/20 山口県下松市)
工事代金 | 97,500円(税込 107,250円) |
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工事代金明細
項目 | 備考 | 数量 | 金額(税別) |
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スターリンク設置工事 | 基本 | 1 | ¥81,500 |
マスト延長 | 1.8mマスト | 1 | ¥4,000 |
ステー取付 | 2 | ¥12,000 |
山口県でスターリンクの設置工事でした。
山や森に囲まれた場所であることや、だいぶ年数の経っている建物だったため、事前に写真をいただきながら取付場所などを相談させていただきました。
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スターリンク屋外アンテナ仕上がりの様子
スターリンクのアンテナはベランダに取り付けました。当初は屋根上の設置もご希望されていましたが、年数の経った屋根はあまりお勧めできないことと、ベランダから立ち上げても十分通信エリアを確保することができました。
ケーブルは長く使えるように対候性チューブで保護しています。 -
取付場所の確認
事前に写真でもいただいていましたが、南北に伸びたベランダでアプリによる事前調査を行ったうえ、ルーターの置き場所を考慮して取付場所を決めています。BSアンテナがあるのでわかりやすいのですが、スターリンクはBSアンテナの反対方向を向くようになります。
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取付金具による固定
今回は様々な取り付け方法を検討しましたが、将来的なメンテナンスや追加費用を抑えた工事など、トータルで検討した結果ベランダの市中にステンレスバンドで固定しています。マストは一般的なテレビアンテナ用マストではなくZAMメッキと言う耐候性の強いものを使用しています。
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ステーによる補強
ベランダの手すりだけでも十分な強度は得られますが、長期間安心して使ってもらえるように、また風による揺れをできるだけ低減できるようにステー(支え)を使っています。素材がアルミのため、ステンレスビスとの間に絶縁ワッシャーを入れています。
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ステー取付金具(マスト側)
マストのZAMメッキとステー固定用のステンレスは接触していてもほとんど問題がありません。しかしステンレスとアルミの場合、アルミが腐食しやすくなってしまうためこちらでも絶縁ワッシャーを使っています。ただし、アルミのほうが堆積が大きいため万が一接触していても影響は小さいです。
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スターリンクアンテナの方向調整
スターリンクのアンテナは仮固定の状態で方向調整を行います。
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アプリを使った方向調整
現行のスターリンクアンテナは手動で方向を調整しますが、アプリを使って調整します。
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配線用の穴あけ
配線貫通用に穴をあけています。内部の断熱材を巻き込んだりしないように注意深く作業を行います。
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貫通穴周りのコーキング
貫通穴の周りには変性シリコーンによる防水を行っています。
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ボックス裏の防水処理
ボックス周りだけではなく、貫通穴に差し込む貫通パイプ(全ねじパイプ)にも変性シリコーンによる防水コーキングを行っています。
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ボックスの取付け
水平器を使ってボックスを取り付けます。
配管との接続には防水コネクタを使用しました。 -
室内側の貫通パイプ
室内側でもパイプを固定した後、最終的にケーブルを通します。
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ボックス内のパテ埋め
ボックスを通してスターリンクケーブルを室内に引き込んだ後、隙間をパテで埋めます。防水だけでなく、防虫、防気などの意味で重要です。
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屋外の配管仕上げ
屋外の配管はアンテナ側でもパテ埋めを行っており、できるだけ目立たないように配管固定を行っています。
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防気カバーの取付け
部品としては些細なことですが、この透明のプラスチックカバーを取り付けることで、壁の中の風がコンセントプレートの隙間から出てくることを低減します。スターリンクのケーブルを取り出す場所などではおすすめの作業です。
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室内の仕上げ
最終的にコンセントプレートを付けて室内は終了です。
高い位置しか穴をあけることができなかったため、柱にスターリンクケーブルを固定しています。純正のパイプアダプターに付属している専用サドルを、付属の釘ではなくビスで固定しています。 -
スターリンクルーター
第3世代のスターリンクルーターです。以前のものより十分電波が届くようになりましたが、建物の構造などによっては隅々まで電波が届かない場合があります。そういった場合は別途LAN工事なども可能なのでお気軽にご相談ください。